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生薬・漢方系材料 生薬・漢方系材料
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黄耆(オウギ)
別名:綿黄耆(めんおうぎ)ともよばれ、マメ科の多年草、キバナオウギやナイモウオウギなどの根を用いたものです。
漢方では補気・利水消腫・止汗・托毒の効果があり、疲労倦怠・胃腸虚弱・内臓下垂・浮腫・強壮・盗汗・自汗・皮膚化膿症などに用いられています。

黄ゴン(オウゴン)
シソ科の多年草、コガネバナ(別名:コガネヤナギ)および同属植物の根を用いたものです。漢方では清熱・燥湿・解毒・安胎の効能があり、咳嗽・下痢・黄疸・膀胱炎・吐き気・皮膚化膿症・胎動不安などに用いられます。黄ゴンは代表的な清熱燥湿薬のひとつで呼吸器・消化器・泌尿器などの炎症や熱性疾患に幅広く応用され、とくに肺熱(呼吸器感染症)を清するといわれています。また、頭痛やのぼせ・不眠など頭部に熱が上がっている肝陽上亢の状態や、妊娠中の胎動不安や切迫流産のときなどにも用いられています。

黄精(オウセイ)
ユリ科の多年草、ナルコユリの根茎を用いたものです。
漢方では補気・潤肺・強壮の効果があり、胃腸虚弱や慢性の肺疾患・糖尿病・病後などによる食欲不振・咳嗽・栄養障害などに用いられている。
日本の民間薬では江戸時代に滋養・強精薬としてブームとなり、砂糖漬けにした黄精が売られていた。黄精に砂糖を加え、焼酎につけたものを黄清酒といい、精力減退や病後回復の滋養・強壮薬として知られています。

黄柏(オウバク)
別名:黄檗(おうばく)・きはだともよばれ、ミカン科の落葉高木、キハダの樹皮を用いたものです。
漢方では清熱燥湿・解毒・清虚熱の効果があり、下痢・糖尿病・黄疸・膀胱炎・痔・帯下・肺結核・湿疹・腫れ物などに用いられる。とくに「下焦の湿熱」の症状に対して効果があり、下痢や排尿異常・性器疾患・下肢の神経症状などに用いる。
民間では黄柏末を酢でねって湿布や打撲傷などの外用薬としても用いる。また、煎液を目薬や口内炎・扁桃炎の含嗽薬としても用いられています。

桜皮(オウヒ)
バラ科の落葉高木、ヤマザクラやソメイヨシノなどサクラ類の樹皮を用いたものです。
江戸時代の民間療法として桜皮はさまざまに応用され、魚の中毒・蕁麻疹・腫れ物などの皮膚秒の治療、また、解熱・止咳・収れん薬として知られています。

黄連(オウレン)
キンポウゲ科の常緑多年草、オウレンの根茎を用いたものです。
漢方では黄連の性質は大苦・大寒で瀉火・燥湿・解毒の効果があり、チフスなどの流行性熱性疾患・細菌性腸炎・肺結核・嘔吐・鼻血・下血・咽喉炎・口内炎・湿疹などに用いられています。

オオバコ・車前子(シャゼンシ)・車前草(シャゼンソウ)
別名:フ苡(ふい)ともよばれ、オオバコ科の多年草、オオバコの種子を用いたものです。オオバコの種子は車前子(シャゼンシ)と呼び、オオバコの全草は車前草(シャゼンソウ)と呼ばれ薬草として用います。漢方では利水・通淋・去痰・止咳・明目の効能があり、排尿障害や膀胱炎・血尿・下痢・咳嗽・多痰・関節痛・結膜炎などに用いられています。

弟切草(オトギリソウ)
別名:小連翹(しょうれんぎょう)ともよばれ、オトギリソウ科の多年草、オトギリソウの全草を用いたものです。 オトギリソウは日本では民間薬として有名であるが、中国でもおもに民間療法として用いられています。 日本の民間療法としてはおもに外用薬として、生の葉や茎の汁を切傷や腫れ物の塗布薬に、煎液を打ち身や捻挫の湿布薬に使用する。ただし生の汁で皮膚炎をおこすこともある。また内服では煎じて生理不順や扁桃炎・咳嗽に用いるほか、酒に浸したものをリウマチや神経痛・中風などに用いられています。 中国でも止血・消腫・通乳・調経の薬として鼻血や月経不順・乳汁不足・腫れ物・外傷出血・捻挫などに用いていられています。

遠志(オンジ)
ヒメハギ科の多年草、イトヒメハギの根を用いたものです。漢方では安神・去痰・消腫の効果があり、動悸・健忘・不眠・咳嗽・多痰・乳腺炎・腫れ物などに用いられる。とくに、精神を安定(安神)させたり、健忘症を改善(益智)する効果で知られている。また、遠志は外用薬として皮膚化膿症の初期にも用いられています。

王不留行(オウフルギョウ)
ナデシコ科の1年草、ドウカンソウの種子を用いたものです。
漢方では通乳・通経・止痛などの作用があり、乳汁不足や乳腺炎・月計閉止・難産・腫れ物・外傷などに用いられている。また、腫れ物には外用薬としても応用できます。ただし、妊婦は内服しないこと。(妊婦禁忌)

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